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私が約5年半のフリーランス生活にピリオドを打ち、有限会社を設立したのは2004年7月1日でした。偶然ですが、まったく同じ日にフリーマガジン「R25」が本創刊したのです。ノオトが今日まで編集の仕事を続けられているのは、創刊準備号からR25にかかわることができたおかげだと思っているので、縁の深さを感じています。

ノオトはこれまで、雑誌やMOOK、書籍の仕事はもちろん、企業ブログの運営やネットプロモーションなど、いわゆる一般的な編集プロダクションとは毛色の違う仕事を数多く経験することができました。いまでは、ネットを主戦場としたコンテンツ メーカーとして、オウンドメディアを中心に良質な記事を量産できる企業に成長しました。年間の制作記事数は、実に3000本規模になります。すべて「取材」をしていますから、その1本1本の向こう側に「人」の気配があります。

ソーシャルメディアの更新・運営・管理も事業の一つです。書き手が伝えたいことだけでなく、コンテンツを受け取った読み手がどんな気持になり、次にどうアクションするのか。この意識はこれからのコンテンツ作りに欠かせません。SNS活用を積極的に推進できる企業として、他社にない特色を持つことができたと考えています。

ノオトの編集はテキストや写真だけに限定されません。10周年の節目にコワーキングスペース「Contentz」(コンテンツ)をオープンし、その2年後にはおそらく全国初のコワーキングスナック「Contentz」を開店。インタビューや撮影を実施するコワーキングスタジオ「Contentz」の運営もしています。さらに、五反田のコワーキングスペースで開催していた「#ライター交流会」を全国各地に広げ、ライターと編集者のリアルなつながりを作ってきました。

コロナ禍によって、人々の生活は大きく変化してしまいました。そんな中、ノオトが大切にしているのは、読者を笑顔にするコンテンツをきちんと届けることです。インターネットのコンテンツは玉石混交といわれますが、私たちは企画力、取材力、言語化力を駆使して、これからもネットユーザーに正しい情報、役に立つ記事、楽しい気分になるようなコンテンツを作り続けていきます。

宮脇 淳
代表取締役 宮脇 淳

History

2004
7月
目黒区目黒で会社設立(7月1日)
8月
溜池山王のシェアオフィス「SO! Tameike210」へ転出
11月
ライブイベント「orbit blender」のスポンサードを開始
2005年
2月
仲俣税理士事務所(現・加瀬会計事務所)と顧問契約を結ぶ
12月
オリジナルドメイン(note.fm)取得し、自社サイトをTypePadで作成
2006年
4月
赤坂の「SO! Akasaka787」にオフィス移転
2007年
2月
目黒駅前にオフィス移転
3月
志村経営労務事務所と顧問契約を結ぶ
4月
地域ニュースメディア「品川経済新聞」創刊
9月
社長が「WEB R25」編集部に半出向
2008年
4月
経理業務の外部委託を開始
2009年
8月
社長の出向が契約満了
2010年
3月
IT健保への加入手続き
6月
リヤカーの本屋さん「リヤカーブックス」始動
10月
品川区上大崎から、港区高輪に本社移転
2011年
6月
リヤカーブックスの通常営業が終了
2013年
3月
Twitterメディア「トゥギャッチ」創刊
品川区の中学生が職場体験(以後、恒例行事に)
10月
和歌山経済新聞」創刊
2014年
5月
港区高輪から品川区西五反田に本社移転
7月
ノオト設立10周年
コワーキングスペース「CONTENTZ」グランドオープン
2015年
9月
#ライター交流会」を五反田で開始
2016年
7月
コワーキングスナック「CONTENTZ分室」グランドオープン
2017年
2月
「地方在住ライター会議」をきっかけに「#ライター交流会」の地方開催を開始
11月
「WEBメディアびっくりセール」参加 ライター学習帳を発行
2018年
4月
シックス・アパート株式会社よりエッセイ投稿サービス「ShortNote」継承
7月
一般社団法人五反田バレーに加入
12月
コワーキングスタジオ「Contentz」完成
2019年
6月
五反田バレーのオウンドメディア「五反田計画」スタート
コワーキングスペース、スタジオ、スナック「Contentz」のブランドロゴを刷新
7月
ノオト設立15周年イベント「15時間生配信イベント」実施
2020年
3月
リモートワーク環境を整備→運用開始
4月
コワーキングスナック「Contentz」を現場スタッフに事業譲渡
2021年
6月
ネット回線をフレッツ光クロス(10Gbps)に切り替え
2022年
2月
西大井創業支援センター「PORT2401」運営開始