投稿日:2023年12月27日

2023年、ノオトが手がけたコンテンツ16選

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2023年5月、新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行し、対面取材が本格的に復活しました。同時に、コロナ禍で普及したオンライン取材をうまく併用しながら、ノオトは今年もオウンドメディアを中心とするコンテンツづくりに取り組んでいます。

2023年7月に開催した #ライター交流会@五反田 の様子。

今年は全国各地で #ライター交流会 を積極的に展開した一年でもありました。開催地は、京都、五反田、新潟、仙台、長野、名古屋、神戸、和歌山、五反田の計9回。私たちはライターをはじめとするクリエイターのリアルネットワークを全国規模に広げることで、オリジナリティのあるコンテンツ制作を実現しています。

ノオトの編集者たちはこの1年間、どんな記事をリリースしてきたのか。社員一人ひとりが、特に印象に残った仕事をそれぞれ1本ずつ選び、本人のコメント付きでご紹介します。

●うないいちどう
担当:マイネ王、みんなのごはん etc.

なぜ090?「電話番号のしくみ」を総務省に聞いたら数字のマジックに驚いた

ライター・辰井裕紀さん執筆の記事です。なぜ携帯電話の番号は090(または080、070)なのか、その「あらためて聞かれると、たしかになんで?」という絶妙な疑問を、総務省に取材して解消。身近なテーマだったこともあり、2023年に公開されたマイネ王の記事のなかで、とくによく読まれた記事となりました。リサーチャーでもある辰井さんは情報収集能力に長けていて、取材前につくる想定質問の豊富さにはいつも驚かされます。

●高橋亜矢子
担当:HELiCO、Lidea、プラスサーモス、パリミキ etc.

ストレスとどう付き合う? 限界になる前に知っておきたい、自分の心を守る方法

人間の数だけ心にも種類があり、ストレスの感じ方や抱え方も異なるので、ストレスへの適切な対処法は人ごとに違うのだろうと思います。でも、その一方でふと、「自他境界線に意識を向けたら、抱えなくていいストレスまで抱えずにすむのでは?」と感じる瞬間がありました。それをもとに立案した企画です。もともと私は心の動きについて考えるのが好きでしたが、この記事の制作後ますますこれを自覚しました。来年以降も引き続き、読者のみなさんが読後に少しでも心地よく過ごせるようになったり、世界の柔らかい部分に触れられたりするような、そんな記事をつくるぞって気概を持って暮らしていきたいです。

●杉山大祐
担当:freee、Forbes JAPAN、NewsPicks、スクウェア・エニックス etc.

御前会議でイノベーションは生まれない! SMBCグループのデジタル改革「3つの流儀」

企業や団体のコンテンツマーケティングを行うForbes JAPANの企画広告「BrandVoice」で、SMBCグループのデジタル改革を行うCDIOの磯和啓雄さんを取材しました。銀行と聞くと旧態依然としたイメージがありますが、デジタルを中心に新規事業を作る環境が整い、好循環が生まれているそうです。どんな質問にも気さくかつ丁寧に答えていただいたこともあり、今年行った取材の中で一番充実した内容になりました。

●関紋加
担当:HELiCO、Lidea、プラスサーモス etc.

「生理」をきっかけに物語が動く、おすすめ小説3選

女性が抱える健康課題にまつわるコンテンツが増えるなか、生理というごくごくプライベートな体の変化や、生理に対して自分が抱いている感情を小説を介して人と共有してみるおもしろさを感じた企画でした。文筆家・木村綾子さんがご自身の経験をまじえながら、それぞれの物語についても紐解いてくださり、作品への理解が一層深まりました。ぜひ大切な人と感想をシェアしてもらいたい3冊です。

●野阪拓海
担当:サイボウズ式、朝日新聞EduA、のぞいてニッポン etc.

自分らしくいられる心地よさは、“自立”に近い状態──東京大学・梶谷真司教授

多様な選択肢がある中で自分らしく働くには、個々の”自立”と、それをフォローし合う”チームワーク”が不可欠ではないか――そんな仮説をもとに、「働く上での自立とは何か?」に向き合う企画を立てました。さまざまな識者候補が出てきましたが、一定の答えを示してもらうより、一緒に考えを深めてくれそうな方がよいと考え、哲学者である梶谷真司さんにご依頼。約2時間みっちりと哲学対話を行った結果、漠然としていた”自立”と”チームワーク”の輪郭が見えてきました。

●中込有紀
担当:Lidea、プラスサーモス、なるモ、品川経済新聞 etc.

ライターたかやが実践!最強の改造傘を作ってレインガードと勝負してみた

生活用品メーカーLIONのオウンドメディア「Lidea」で、レインガードを紹介する記事を制作しました。本企画では、ルールの中で面白いコンテンツを作ることの難しさを痛感。ライターのたかやさんを始め、みんなで約5カ月もの間奔走して作り上げた大作となりました。細かなことを丁寧にすり合わせることの大切さ、さまざまな調整や関係者による協力のありがたさ、準備や工程の組み立て方など、編集者の仕事が身にしみた企画です。

●モリヤワオン
担当:オカムラ Design Stories、セゾンのくらし大研究、スクウェア・エニックス etc.

「風通しの良さ」を強みとする、垣根のないワンフロアオフィス――ペーパーレスな働き方に挑戦する新しい新聞社のカタチ

朝日新聞名古屋本社のオフィスリニューアルを紹介する記事を制作しました。「紙」での情報発信を基幹とする新聞社が、ペーパーレスなオフィス環境をめざすという試みが興味深く、勉強になる取材でした。開放的なオフィス空間では社員のみなさんがのびのびと業務に当たっていて、改めてはたらく環境の大切さを実感。来年は自分の執務環境ももっと整えて、よりいっそう魅力的なコンテンツづくりにまい進したいです!

●森夏紀
担当:しながわ観光協会、freee、SUUMOジャーナル etc.

品川区の銭湯サウナで「ととのう」

文・写真は、サウナ&銭湯ライター・はせがわみきさん。サウナ好きの視点で、写真多めにじっくりレポートいただきました。品川区の銭湯・サウナ施設はまだまだたくさんあるので、ぜひ足を運んでみてください。地域情報の記事制作が多い身としては、新しいスポットも長く親しまれるスポットも、両方の現在を伝えていきたいと感じる一年でした。

●水上アユミ
担当:Forbes JAPAN、HELiCO、エーザイ公式サイト、Indeed採用お役立ち情報局 etc.

山崎直子と語る 宇宙から見たダイバーシティと経営戦略

対談テーマが「宇宙から見たダイバーシティ」に決まったときから、一体どんな内容になるのかワクワクしていました。対談当日は、宇宙飛行士・山崎直子さんとローランドベルガー大橋代表の掛け合いにより、宇宙とビジネスの共通点が見つかりました。宇宙に行って人間観、特に上下関係への意識が変わったという山崎さんが発言した「宇宙ではみんな浮かんでくるくる回転していますから、上も下もないんですよ」は金言です。

●宮脇 淳
担当:企画、編集、新規窓口、経営 etc.

五反田のゴールデン飲食街「五反田ヒルズ」へようこそ! スナック、バー、居酒屋、小料理店など全40店舗をレビュー【2023年】

五反田駅近くにそびえるカオスな飲食ビル「五反田ヒルズ」全店レビュー。テキスト=2万字、写真点数=69点のメチャクチャ長い記事となりました。記事公開後、「あの記事を読んで来てくれたお客さん、結構いるんだよ」と複数の店主さんから喜んでもらえたのは、ライター冥利に尽きます。Rettyのリンクを貼ったり「食◯ログ」と書いたりしても、掲載OKしてくれたぐるなびさんの太っ腹さに感謝。

●小林 景太
担当:SUUMOジャーナル、のぞいてニッポン、品川経済新聞

武蔵小山~大井町・高輪ゲ駅に東急バス新路線 羽田空港連絡便の延伸も

東急バスの新路線が運行開始されたことを当日に報じたニュース記事です。基本的に文字だけで情報を伝える媒体なので、プレスリリースの図や時刻表を言葉に落とし込む作業に神経を使いました。タイトル・本文ともに過不足なくまとめられたと思いつつ、強いて挙げれば井50・51の運行本数を書ければよかったかという後悔も……。写真は武蔵小山駅で私が撮影したものですが、電車で駅に向かう途中、なんらかの理由によって「一つ前の不動前駅で降りて走った方が早い」「むしろそうしないとバスの発車に間に合わない」と判断し、めちゃくちゃ走ってギリギリ撮れた一枚です。電車を捨ててバスに身を捧げた日。

●桒田 萌
担当:WORK MILL、セゾンのくらし大研究、のぞいてニッポン、朝日新聞EduA etc.

私しかできない、誰もしていない仕事をつくる。那須映里さんが見つけた「手話エンターテイナー」という生き方

NHK Eテレの番組やテレビドラマ『silent』への出演、手話を使ったパフォーマンスの実施など、手話エンタテイナーとして活躍する那須映里さんに取材しました。「WORK MILL」(運営:オカムラ)では、「働く」の文脈で新たな価値観を提示してくださる方々にインタビューしてきました。那須さんはご自身の母語である日本手話を通して、「まだ見ぬ仕事」を生み出している方です。歩みを語る中で出てきた「まだ誰も手をつけていないブルーオーシャンに飛び込み、開拓者になろうと考えた」という言葉に胸を打たれ、編集者としても刺激を受けた企画でした。

●黒木貴啓
担当:なるモ、IISE note、ワンキャリア、LIVEPARK etc.

部長がキツネ娘になったら会議は捗るか 会社のみんなで「VR会議」してみた

会議の参加者が初めてVRを触る方ばかりの中、どんな立て付けにすれば体験が問題なく進行し、なおかつ面白い内容になるのか、設計と下準備がとにかく大変な記事でした。結果的に新規性も面白さも学びもあり、かつ読者にも媒体にも一定の評価を受ける一本に仕上げられたと思っています。VR空間での撮影役も自分が務めたのですが、鳥瞰図のようなショットなど、現実では不可能な撮り方ができるのが面白く、もしVRが人々の日常にもっと浸透したら、記事づくりの新しい“型”がこの分野から生まれる気がしました。

●鬼頭 佳代
担当:WORK MILL、博報堂メディア環境研究所 etc.

縄文生活でわかった「働くこと」と「生きること」。二人組YouTuber週末縄文人の仕事観

「生きる実感を求めた都会のサラリーマンが週末に山に籠り、現代の道具を一切使わずにゼロから文明を築いていく」というコンセプトのYouTubeチャンネルを運営する週末縄文人さんへの取材。実際に週末縄文活動の様子を見ながら、「働き方メディア」の切り口でお二人の仕事観を深掘りできました。取材をきっかけに個人的にも縄文文化への興味が湧き、プライベートで青森の三内丸山遺跡に行ったのもいい思い出です。

●伊藤 駿
担当:IISE note、なるモ etc.

「寝る前のだらだらスマホ」なぜ起こる? スマホを見る時間をできるだけ減らす方法を聞いてきた

今年は、記事づくりにあたって「公共性」を大切にした1年でした。紹介したものは「顕在化されていないが、公共性は高い」悩みにスポットをあてた記事。マスメディアが取りこぼした日常のモヤモヤを拾っていくような、Web記事らしいアプローチができたと思っています。多くの人に開かれていることって、マニアックであることとは違った難しさがあるんですよね。記事を読んで、「あー! 確かにそれ、俺もやっちゃう!」と感じてもらえたらうれしいです。

●阿部夏美
担当:品川経済新聞、しながわ観光協会、SUUMOジャーナル etc.

大井町の洋食店「ブルドック」がXで思い出の写真募集 火災被害で焼失

大井町の洋食店「ブルドック」が火災被害に遭い、メディア対応のためお店の写真を提供してほしいとXで呼びかけたところ、ユーザーから励ましと共に写真が続々と集まったというニュースです。つらい話を相手に伺う取材だったり、店主の方の個性的なキャラクターもあったりで、さまざまな点で印象に残っています。結果的によく読まれた記事となり、地域のハッピーニュースを取り上げる品川経済新聞のスタンスを再認識しました。お店が再開したら食べに行きたいです。

 

弊社の年末年始休暇は12/28(木)〜1/3(水)です。本年も大変お世話になりました。2024年7月、有限会社ノオトは20周年を迎えます。来年もどうぞよろしくお願いいたします。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 

カテゴリー

アーカイブ

タグ